いい本でした!
会社にイヤイヤ勤めている主人公・智也のもとに、ニンゲンの言葉を喋るネコ・小鉄が訪れて、いろいろなFIREについて語っていくという小説です。
すごく読みやすくて、物語にも没頭できました。最後は少しウルッと🥺
ネコの小鉄がすごく好きになりました 笑
内容の方も、実際にFIREしたヒトデさん(@hitodeblog)という方が書いているので、リアルなFIREの実情を元に構成されています。
- そもそもFIREするには無茶苦茶働かなくてはならない
- もしくは、無茶苦茶節約した生活をしなくてはならない
- そして、仮にFIREしても、そのうちに飽きて幸せではなくなっていく
では、どうすればいいのか?
この本の結論は、サイドFIRE+やりたい仕事をやる。
FIREした人でも、そのあとに働き始める人が多いそうです。
- 自分のやりたいことをやる
- 社会や人と繋がりが持てる
結局、これらを得るのにいちばん簡単なのは、働くことです。しかも、お金も得られる。
なので、無理してFIREを目指すよりはサイドFIREを目指すのが良いそうです。
※サイドFIREとは、完全なリタイア(退職)まではせずに、一部だけ働くことで生活費を補う形のことです。
FIREするだけでもとても労力を必要とするので、その労力すべてをFIREに向けるのではなく自分が好きな仕事をできる状況に近づけるように使う。
好きな仕事を見つけてそれに従事することができれば、それが最高なわけです。
しかもサイドFIREなので、生活費の一部は資産から捻出されるので、安心感もある。
というわけで、自分もそういう仕事に近づけるよう試行錯誤していこうと思った次第です!
なお、Amazonの物理本を買うと、ヒトデさんの追加音声特典が付いてきます。
これがまた非常に価値ある内容なので、個人的にはAmazon物理本の購入をオススメします👍️