石川雅之『惑わない星』は、かなりお得な宇宙物理学読本だ!

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石川雅之『惑わない星』5巻を読みました。

 

これはなかなか変なマンガです。

どちらかというと、まんがで読む宇宙物理学!みたいな感じ。

かなり読み手を選びそうな気がします。

ニシマキは好きです。サイエンス好きなので。

 

この作者の作品で有名なのは『もやしもん』です。

『もやしもん』の舞台設定は、「菌」+「農大」でした。

本作『惑わない星』の舞台設定は、「宇宙物理学」+「近未来の荒廃した地球」です。

シェルターの中で暮らす人類の一人の主人公の元に、惑星が擬人化して集まるというなかなかぶっとんだ設定になってます。

そして、なにやら人類に仕組まれた秘密がありそうで、それを探っていくことになります。

 

この本の大きな魅力は、宇宙物理学の図解での解説ですね。すばらしい。

文字の説明だけではわかりにくい概念を、画にすることで直感的にわかりやすい形にしています。

それでも他のマンガと比べて、読むのが5倍かかります。それほど知識の密度が濃い

単価あたりの情報量はかなり高い。そう考えると、すごくお得な本だと思います。

かなり詳細

 

そして、本巻ではついに多世界解釈が出てきました。

並行世界に移ることでストーリーが巻き戻って少し違った形でやり直すという、かなりトリッキーな展開になってきました。おもしろい。

並行世界は誰でも通る(?)ロマンですよね~。

近年定着しているループものも、一種の並行世界ものですよね。

そうとう昔に読んだラノベで『紫色のクオリア』という小説があって、これも平行世界ものですごくおもしろかったですね。再読しようかな。

 

量子力学は人間の直感では全然とらえられない世界なので、今後その辺までつっこんでマンガにしてもらえたら楽しいなぁと思います。

 

 

コメント

にしティー

人語を解する、心優しき柴犬。

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